眼鏡と本


夜20時過ぎに中央区の個人宅のお客様からの
バイク便のご依頼でした。

お客様先に到着すると、
「待ってましたよバイク便さん、夜遅くに助かります」と
女性の方に玄関先で出迎えていただきました。

お荷物は眼鏡ケースを1つ渡されました。

中身は老眼鏡で、どうやら入院されているご主人へ届けてほしいとの事です。
先程夕方に面会に行った際に渡してくるのをお忘れになったようで、距離も遠く、
また戻るのは大変との事でバイク便を頼まれたようです。

ご主人が就寝前に毎日小説をお読みになるのが日課で、
老眼鏡はなくてはならないものでした。

病院に到着する頃には面会時間は過ぎてしまいますが、
病院の看護士の方には連絡しておくので
ナースステーションまで届けてほしいとの事でした。

病院に着きますと、夜間の受付で患者さんの眼鏡を届けに来た旨伝えましたが、
なかなか通していただけず、10分程待っていたところ、
担当の看護士さんと連絡がとれナースステーションまで通していただけました。

ナースステーションに到着しますと担当の看護士さんがいらっしゃって、
お荷物である老眼鏡を受け取っていただけました。

本当は直接ご依頼主様のご主人にお渡ししたかったのですが、
セキュリティや厳守事項もあり看護士さんにお届けを託しました。

代理の方へのお届けの場合、実際にお手元に届くまで多少時間が掛かったりします。

せっかくバイク便を使って頂いたのに
日課の小説の時間に間に合わなかったら、、と思いながら病院を出ました。

病院から出た所で、ご依頼主様に終了報告のお電話をしました。

すると、
「ありがとうございました。今主人からメールで受け取ったよと連絡ありました。」
と奥様。バイク便という事で急いで渡して頂けたようでした。

直接お渡し出来なかった場合、お客様自身は勿論の事、
私達配送員も無事届いた事がわかると安心すると共に非常に嬉しく思います。

お客様と共にお荷物が無事届いた事の喜びを分かち合える、
バイク便の仕事は楽しくやりがいがあると改めて思いました。

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