東京の難解な地名


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長い間東京に住んでバイク便をしていますので、
有る程度は知識があるつもりでしたが、

『これは知らないと絶対読めないな・・・ 』
という非常に難解な地名に当たる事がまだ時折あります。

本日は、そんな地名を紹介してみようと思います。
※いずれも東京23区内の地名です。

・「東雲」
難解ながらわりと有名な地名ですが、
東京の海側に縁がないと読めないと思います。
江東区の東京湾付近にあり、「しののめ」と読みます。

・「曳舟」
下町の墨田区にある地名です。
江戸の昔、物流の拠点だった隅田川が近くを流れていることか
らついた名前でしょうか。

「ひきふね」です。
スカイツリーのある「押上」の近くです。
この「おしあげ」もまた読みづらい地名かもしれないですね。

・等々力
世田谷区の南西、多摩川にほど近い高級住宅地です。
付近には小川の流れが渓谷を形成しているところがあり、
自然が豊かなところです。
地名の由来は、渓谷の流れが”轟く”ことから来ているそうです。
「とどろき」と読みます。

・蛇崩
明治時代の住所名で、現在はありませんが
交差点の信号名として残っています。

ローマ字が振ってあるので、かろうじて読めました(笑)
目黒区上目黒付近の旧称で、「じゃくずれ」と読みます。
このあたりは、小川や沢が入りくんでいたのか、細い路地がまさ
に蛇のようにウネウネとのびています。
暗渠の川も多くあり、起伏が激しくなっています。

・狸穴町
都心の高級住宅地、港区は麻布にあります。
起伏の激しいところなので、昔はタヌキが多く生息していたので
しょうか?
「まみあなちょう」と読みます。

いろいろな地名の漢字を見ていると何となくイメージが湧いてきて、
実際に訪れてみると「なるほど」と思うようなこともしばしばです。

毎日走り回っている「東京」ですが、
見方を変えればまだまだ見所があって楽しいものです。

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