そこの角を曲がって


私たちは荷箱を付けてバイクに乗っております。
やはり一般の方から見て、大変目立つ存在なのではと思います。

待機時など、道を尋ねられる事もしばしばです。

先日、青山のお客様よりお荷物の集荷を完了し、
いざバイクに跨ろうとした瞬間、近くの方に靴屋さんのチラシを差し出されました。
そして片言の日本語で一言、「ここに行きたいんですけど」と声をかけられました。

ぱっと見、日本人かと思われましたが、
その方は英語しか喋れなく、旅行者の方と思われました。

示された場所は現在地よりかなり近く、
日本語でしたら、「そこの角を曲がって何メートルくらい」など、
細かい説明が出来るのですが、英語ではどうも上手く言葉が出てきません。

無下にする訳にもいかず、言葉も伝わらなく、また早くお届けに向かわなければ、
平静を装いながら心中パニックになってしまいました。

どうしようも無くなりパニックになった私から出てきたのは

「カモン!」

の一言だけでした。

その旅行者さんをすぐそこのお店に案内した後、お届けに向かいました。

お届けに向かう運転中「もう少し英単語くらい勉強しておけば良かった」
と反省させられる、印象に残った1日でした。

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